遠くて近いキミ
ダンデライオン
瞳を開けると
そこには変わらない空と太陽

でも、知らない空気
知らない建物

ここが新たな僕の牢獄

僕は、ここで華を咲かせられるだろうか…

キラキラと光る太陽
今の僕には眩しすぎる

またうつ向きかけた僕に

忘れられない魔法の雨が降りそそいだ

見上げてみれば

「また咲いてね?」

あぁ、忘れもしない笑顔の彼女

やっと近づけたよね?

なら僕は、君のために華を咲かせるよ

「ママ!お庭にタンポポ咲くかな?」

君の声が毎日届く、この牢獄の中で
僕は大輪の華を君に送るよ

< 7 / 8 >

この作品をシェア

pagetop