だいすきだよ 短編集☆




あたし、なんか悔しくなった。




ふわっと温かくて気持ちよかった右手を


振り払って、



きょとんとするあなたに言ってやった。





「そういう和哉は、あたしに触れなくて身体壊さないの?」



「はっ?」




「だから、キスとか…その先…とかしなくていいの?」





和哉はようやく意味を理解したみたいで、





「おまっ///何を…っ」





顔を真っ赤にしてあたしの顔から目をそらす。






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