キスして★Honey×Honey!!
一日、剣に会わないように避け続け
そんな落ち込んだ気持ちで
放課後、提出物のため職員室へ向かう
廊下をトボトボと歩いている時だった。
「琴子発見!!」
その声にビクッと体が反応する。
それが愛しい剣の声であることはすぐわかった。
だけど
わたしはどうしても振り向くことができなくて
聞こえないふりを装って髪で顔を隠すように
そのまま先を急ごうとした。
その時
「?....おいっ?!」
あたしの肩をグイっと掴んだ剣によって
方向転換させられる。