だから僕は





気づくと

箱の中には


水が溜まっていた

いったいどこから来るのだろう。



ふと頬を触ると

水滴が指をつたった。


あぁ、自分からでていたのか。


目を閉じれば


零れていく


これが何かさえ


分からない
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