素敵な片思い
「だから~、杉浦ヤケになってる部分もあるし、十分気をつけてね!相原さん、フェロモンあるから」


「なっ…ないですよ!そんなの~っ」


「あるって。総務部長でしょ、営業部長でしょ、小玉に杉浦」


「やめて下さい…変な冗談」


「本当よ。総務部長、相原さん面接した時、この子だ!って思ったらしいよ?営業部長は嫌いな子は完全無視だからね、嫌いなら小言さえ言わないし。

小玉くんは前から、相原さん何とか誘いたいな~って言ってたしね。杉浦は地味だからヤダって言ってる割には、チラチラ見てたから」


そんなの言われても…。


「まぁ…いいように取りますね」


「そうしてよ。相原さん、自分が思うより結構見られてるよ?」


小玉さんが飲みに誘いたいって思ってくれてたのは嬉しいけど、杉浦くん…やっぱり地味って思ってたんだ。




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