素敵な片思い
「…ハイ」
本当に、この人は。私を心配してるフリして、実はからかってるのかな。
「なぁ…今日呑みに行けへん?」
「えっ?」
顔を上げて彼の顔を見た瞬間、
カコン
といういい音をさせ、見事缶はゴミ箱の中へ吸い込まれていった。
…完敗。
きっと、私はこの時から既に
この人の不思議な魅力の
…トリコだったんだ。
本当に、この人は。私を心配してるフリして、実はからかってるのかな。
「なぁ…今日呑みに行けへん?」
「えっ?」
顔を上げて彼の顔を見た瞬間、
カコン
といういい音をさせ、見事缶はゴミ箱の中へ吸い込まれていった。
…完敗。
きっと、私はこの時から既に
この人の不思議な魅力の
…トリコだったんだ。