素敵な片思い
そういえば、今日あんまり寝てないって言ってたね。


言われてみれば、私も……眠いかも。


こんなだったら、車で寝とけばよかったなー。


フッと数秒目を閉じた。


ガタガタと揺れるケーブルの揺れが心地良い。危ないことに、一気に睡魔に襲われそうだった。


ヤバ。


慌てて背もたれから背を離し、前のてすりをつかんだ。


「杉浦くん、上のぼったら……。えっ?」


隣を見ると、じーっと私を見つめている瞳。


杉浦くんが、優しい顔でこっちを見ていた。


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