素敵な片思い
「いや~、おふたりさん。仲ええこって」
「小玉さん!これは違うんですっ」
「……げ、趣味わりっ。盗み聞きかよ」
杉浦くんと私、別々のことを口走る。
小玉さんは私の後ろを通り、杉浦くんのそばへ。
杉浦くんの自販機を押す指、完全に止まってるしぃ……。
目線を上に上げ、ご機嫌ななめ。
まさか、あんな言葉聞かれるなんてねー。あれだけ私に、同期を主張してたのに。
そしたら小玉さんが、杉浦くんの肩をポンとたたいた。
「杉浦、頑張れよぉ?相原さん、昔のカレシ引きずっとるらしーから」
…えっ?
「小玉さん!これは違うんですっ」
「……げ、趣味わりっ。盗み聞きかよ」
杉浦くんと私、別々のことを口走る。
小玉さんは私の後ろを通り、杉浦くんのそばへ。
杉浦くんの自販機を押す指、完全に止まってるしぃ……。
目線を上に上げ、ご機嫌ななめ。
まさか、あんな言葉聞かれるなんてねー。あれだけ私に、同期を主張してたのに。
そしたら小玉さんが、杉浦くんの肩をポンとたたいた。
「杉浦、頑張れよぉ?相原さん、昔のカレシ引きずっとるらしーから」
…えっ?