素敵な片思い
「いいえ! お幸せにっ。売店で売ってる“海まんじゅう”おいしいんで、ぜひ買って行って下さいね」


オンナの子はそう言って、最高の笑顔を私たちに向けると、海くんと手をつなぎ、ふたりでおじぎしてくれた。


「……かわいいね」


「おー。なんか初々しいよなぁ。オレもまたバイトしてーな」


「社会人がなに言ってんの? それより、月曜からの自分の仕事をきっちりやってよねぇ」


「あ~、思いださせんなよなー。せっかくひとが休日満喫してんのに」


杉浦くんは苦笑いしながらデジカメをポケットになおし、そのままレストランに入っていった。


結局、写真見せてもらってないし。


よし、あとで見せてもらお。







レストランで定食を頼み、窓に向かってカウンターになっている席に座り、杉浦くんと横並びでお昼ご飯を食べていた。


目の前には、青く澄んだ海が広がっている。





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