この晴れ渡る青空の下で
あの子の言葉が、頭の中に響く。



『好きなんでしょ、サッカーが』


『今、自分を下手だと思っているって事は、これからまだまだ上手くなれるって思ってるんだから、いい事だよね?』



俺、みんなでボールを蹴り合うのが好きだった。

仲間と一緒にやるから、サッカーが好きなんだ。



いつの間にか、忘れてた気がする。



そうか……下手だから、練習しなくちゃ上手くなる訳ないよな?



全部、あの子が思い出させてくれた。


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