春夏秋冬

◇目撃◇


「っはよーさん、一也!」


少し遅れ気味で教室に入ってきたのは


のんきな鳴宮劣さんです。


「・・・ぅーす。」


あ、ヤベ、あからさまな態度。


「おー?どうしたよ。」


鞄を席に置いて椅子に逆向きに座る。

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