春夏秋冬

そろそろ行かなきゃな。


「お世話になりました。・・・あの、店長は?」


恐る恐る聞いてみる。


「奥の部屋だと思うわ。」


「そうですか。ありがとうございました。」


礼をして、近藤さんの横を通り過ぎた。


バイトなんてただの金稼ぎにしかならない


と思ってたけど、今になってみると


案外いいかもって思えてくる。

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