パステルカラー



「いないよ。彼氏とか欲しいって思った事あんまりないし、それに好きって気持ちがどうゆうものなのかも分からないから。」



恋愛とゆうものを
一度もしたことがない私は、
何も分からない。



「そっか。でもさっ恋はいいよ。
私も最初は全くわからなかったもんだよ。でも今は慧と付き合って、新しい自分とか、変わっていく自分とか、好きな気持ちとか、色んな事を見つける事が出来たもん。だからさ愛花もそろそろ恋した方がいーんじゃないのー。」



美香はそう私に言うと
駅のホームに止まっている
電車の中に先に入ってしまった。


私は1人呟いた。




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