君の全てを教えて。




ガラッ




俺は不安な気持ちで、
教室のドアを開けた。








「優斗!」




今までと何も変わらず、
いやそれ以上?の人に
出迎えられた。




「何で・・・?」





「昨日の優斗めっちゃ
かっこよかった!」


「だよね。普段もいいけど昨日もよかった〜!」


「うん。ちょ〜〜
かっこいい!!!」





・・・へ!?




なんかよく分かんねぇけど、なんも変わっては
いなかった。



「はぁ。」



俺は安堵の溜め息を
もらした。





_
< 25 / 96 >

この作品をシェア

pagetop