君の全てを教えて。

少し変えるだけで





気付けばもう夕方くらい
になっていた。




「はやいな〜」



「うん。」



「嘉穂帰るか?」



「えっ、どうしよ・・」



竹本優斗は少し
考えてから、



「じゃあもう少し
デートしようぜ!」



笑顔で言った。



そっか、これって
デートなんだよね。



急に恥ずかしさが
募り顔があつくなる。



「嘉穂どこいきたい?」



「んと・・
どこでもいいよ。」



私もニッコリ笑って
言った。



その瞬間竹本優斗の
顔が少し赤くなった。



「ん、どしたの?」



「いやっ何でも!」



・・・・



変な竹本優斗・・。




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