王龍











「あ、あたし外に
出るから!!」



そう言って
扉へ走ろうとした



「何言ってんの?
満ちゃんは特別だから
出て行かなくていいよ」



「そ、そう?」



「うん。だから
座って?」



右京が
そう言うなら

と思い
あたしは
近くにあった
椅子に座ろうとした










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