願い
契約
「あ〜、金も無いし、恋人もいない。なんか毎日つまんねぇな。」

彼は寝る前いつもそうつぶやいていた。

「このままオレの人生って何事もなく終わっていくのかな…なんも変化もない人生なら半分になってもいいから女の子とたくさん遊びてぇ!」

彼は最近、彼女にフラれつまらないと思いつつも毎日ダラダラ過ごしていた。

「どうせ寝れないし今から遊びにでも行くかな」その時
「……………ヤロウカ?」暗い部屋には彼1人だった。しかし暗闇から低い声が聞こえてきたのだった。

「うわっ!なんだ?」
夜中であったため、外で酔っ払いが大声で騒いだだけだと思っていた「きっと外だな。気のせい、気のせい」

「その願い叶えてやろうか?」

次はハッキリと彼の耳に入ってきた。
< 1 / 7 >

この作品をシェア

pagetop