【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―
「……よっ」


恭太は私の前に座った。



「「…………」」


しばらく沈黙が漂う。




恭太と話すのも、恭太と逢うのも、およそ一ヵ月ぶり。


あの日以来、恭太と逢っていなかった。




「……あのさ」


先に口を開いたのは恭太だった。




「……なに?」


つい、キツい口調になってしまう。
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