【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―
「……谷口、先輩っ?」

谷口先輩をジィーッと見つめる。




「んっ……」


もう一度、唇が重なる。



"ちゅっ"と音を立てて、唇が離れた。


そして―――…




「……しょうがねーから、俺がお前の王子様になってやる」


谷口先輩が、甘くて優しい声で、そう言った。




私の王子様は……俺様だけど、優しくてカッコよくて、たまに強引な人。

……で、年上の男の子だった。




―END―
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