【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―
「……すいませんね」


呼び出す場所変えといてそれはないでしょう。




「まあいい。とりあえず、そこ座れ」


谷口先輩はそう言うと、目の前を指差した。




「……はい」


私は谷口先輩の目の前に座った。




「……あの、話ってなんですか?」


私はそう言って首を傾げた。




「お前、俺と付き合え」

……一瞬、頭の中が真っ白になった。




「……え?」


谷口先輩っ、今なんて言った?




「だから、俺と付き合え。ナイショで」


……はあっ?!




俺と付き合えーっ?!


なに言ってんの?!
< 65 / 188 >

この作品をシェア

pagetop