【続】婚約者は旦那様♪

新しい家族

「だから…関係を聞かれたら俺の嫁だって言えばいいだろ?」


そう…

そして毎回この言葉を言われる。

確かにこれは事実だし、やましいことでもないんだけど…ね?

達也は言いたくて仕方がないみたいだけど私が口止めしていて学校では付き合っていることにしている。



「まぁ、いい。家でじっくりカラダに教え込むから」


達也はニヤッと笑った。



ヤ…ヤバイ……今日は寝れないかもしれない…



私は憂鬱な気持ちを抱えながら家についた。



「ただいま~」


「おかえりーー!!!優羽ちゃん!!」



玄関に入るといきなり抱きしめられた。

まぁ相手はいつもの人で…



「ただいま帰りました。千亜季さん」


私は笑顔で言った。



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