【続】婚約者は旦那様♪
そこに座れってことなのかな?



私は一応、達也の隣に座った。


すると達也は何も言わず、ギュッと私の肩を抱き寄せた。



「大丈夫か?」



「・・・・うん、大丈夫だよ」


私は笑った。






でも、本当は不安でしたかなかった……


あんなにはっきり否定されて・・・



目をあわせると達也は切なそうに笑った。



「…我慢すんなよ。もっと甘えていいから」




・・・・あぁ。


達也には敵わないな。



私の気持ちに気付いているんだよね。


だから、達也はそんな顔をする。





「たつやぁ・・・‥」


私は手を回して抱きついた。





「ゆう…」


「頑張るから!」


ギュッと手に力が入った。


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