【続】婚約者は旦那様♪
『・・・・決断は早めにの』
そう言って源一郎様は電話を切った。
けど電話が終わったのに体は
一向に動こうとしない。
頭の中には、みんなの悲しむ顔と源一郎様の声がグルグル回る。
私は…私はッ・・・・!
「--優羽様?」
ハッ!と気付くと泉さんが不思議そうに立っていた。
「い、泉さんっ!?」
いつからそこに…?
もしかして…会話を聞かれた―?
「どうかされたんですか?調子でも悪いんですか?」
「あ、大丈夫です」
私は笑って立ち上がった。
よかったぁ…
この様子だと聞かれていないみたい。