【続】婚約者は旦那様♪
達也が・・・
絶対服従の源一郎様に逆らった--
それがどれだけの波乱を生むかもしれないのに…
「……達也。情けないぞ!
一人のあんな女に振り回されおって。お主は本条の家の者の自覚が足らぬ!」
源一郎様の激しい叱咤が飛ぶ。
達也は顔を伏せていて表情が読み取れない。
みんなが固唾を呑んで達也の
様子をうかがう。
「――本条の家・・・か」
ふと達也の力ない声が聞こえた。
「優羽を・・・好きな人1人守れないなら俺は本条を否定する!」
空気がピッと張り詰めた。
否定って・・・ちょっと待ってよ!