!俺様詐欺!
「ココいいじゃんっ♪
倉庫の裏だったら、先生に絶対見つからないよ!!」

「いいね、いいねっ。
じゃあ今日からココを“角っちょ”と名付けよう♪」



私と彩夏は
そんな会話をしながら

角っちょに入って行く。








「あはは〜
なにそれぇ〜」

「角にあるから“角っちょ”♪
覚えやすい名前だよねっ、あたしゃあ天才だっ!」



私たちは角っちょの
コンクリートに座り、

買って来たお菓子を広げた。










【数分後】




「「ぎゃははは〜」」





すっかり
居心地がよくなった角っちょ。


.
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