!俺様詐欺!
胸がキュンと鳴く。

こんな気持ちは初めて…




「‥う、うん///」


俯いたまま言った。




ずっと‥


私もずっと
舜が好きだった。



舜の隣に居たかった…






「そう。じゃ、よろしく」


舜はそう言って少し笑い、
ベンチから立ち上がる。





今‥笑った……よね?//

あんなふうに笑った舜、
初めて見たかも・・///




「‥帰るゾ」

「ま、待って!!!!」


舜が自転車にまたがった時、
私は舜を引き止める。

舜は不思議そうな顔をして
私を見ている。





まだちゃんと

自分の気持ち言ってない。


こんなの卑怯だよ…



舜はちゃんと
言ってくれたんだから、

私も勇気を出して言わなきゃ!



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