!俺様詐欺!
「だって…メルヘンなんて一切思い浮かばない」

「しょうがないなぁ〜(汗)じゃあ、私が描いてあげるッ」


姫夏はそう言うと、
俺のスケッチブックを奪い
自分の席に戻っていった。




「待ってよ〜」


彩夏も姫夏を追いかけて
自分の席に戻る。








「姫夏ちゃんかわいいね?」

「あ?」


智がボソッと言った。





「舜と話したりするのまだ照れくらいから、あんなふうにテンションあげて振る舞ってさ♪」

「・・・・」



俺もそう思う。

アイツ‥
照れ隠しのために最近は
わざとテンションあげてる…






「あんな可愛い彼女ができて良かったな舜ッ」


「……………ぅん」



このあと

智がニヤニヤしてたのは
言うまでもない。(怒)

.
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