キミが居た病院

 ――気が付けば、やはりベッドの中に居た。

 あれから気を失ってしまったのだろう。

 そしてなぜ毎回ベッドで寝ているのか分からずにいる。

 上体を起こすと、ベッドサイドテーブルに携帯が置かれていた。


 誰が優香をベッドに寝せたのか、誰が携帯を置いたのか、定かではないがきっと父親じゃないかと思った。

「パパ……」


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