キミが居た病院
「オレの友達も入院しててさ! 見舞いに来て帰る時に中庭見付けて外に出たんだけど」
「暑い……んですよね?」
「そう! やっぱ今の季節まだ暑いねー! ってか敬語じゃなくてごめんね。なんか同い年っぽかったからさ」
こういう馴れ馴れしい男は嫌いだった。
元々男の子が苦手なのに、やけにフレンドリーだと少し距離を置いてしまう。
「敬語じゃなくてもいい、です。私も……頑張る」
「よしよし! ってかキミいちごオレ好きなの?」
「んー、普通」
それを聞いて何か考えているようだ。