キミが居た病院

「あ、でも友達のお見舞いに来たんだよね? 友達の事はいいの?」

「ほぼ毎日来てるし大丈夫!」

 気のせいだろうか。

 頷いた彼の顔が少し曇ったような、切ないような――そんな印象を受けた。


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