キミが居た病院

 返事を送り、一気にご飯を詰め込んだ。

 なんだか胸の奥がモヤモヤしてしいる。

 秋人が、空を自由に飛べる鳥みたいで羨ましかった。


 私だって外に出たい。バイトだってしてみたい。学校に行きたい。友達と遊びたい。


 切ない気分に浸っていると、テレビからいつもの音楽が聴こえてきた。


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