マスカラ〜年下男子の甘い秘密〜[完]
『☆*£▲○っ!!』
真っ直ぐ見詰められて蓮の瞳が揺れた時初めて意味がわかって固まった

「ね?ダメでしょ?」
フッと私から離れて少しだけ眉を下げて笑った

『蓮…』
どうしたら良いのかわからない
蓮の言ってる事はわかってる

その…つまりそういう事だよね?
有り得ないくらい赤くなっているだろう頬を隠すように片手を口許に持っていく

「クスッ、じゃあここで…
おやすみ」
一瞬戸惑ったあと頭をポンポンと撫でてから手を挙げて離れていく蓮
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