マスカラ〜年下男子の甘い秘密〜[完]
『それよりご飯ね』
頬をペシペシ撫でてまた夕食のメニューに意識を持っていく

冷蔵庫の中にはほとんど食材がない

大体一週間分を買ってそれを使って過ごすから

この大量の食材は一週間分(普段は買い物も出来ないからね…)
働きすぎ?っていうか最近の部長は嫌がらせにも思えるくらい仕事を出してくる

「何一人でブツブツ言ってるの?」
目の前に立っている蓮が顔を覗き込んでくるまで気づかなかった

『っ、ビックリした』
「声かけたけど一人でどっか飛んでたよ」
苦笑いで呆れている蓮


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