結局誰よりキミが好き

俺は目を開けて

俺に優しくキスをする綾を夢中で見た

綾は静に目を開いた

「・・・ごめん!」

綾は驚いて口に手を当てた

謝るなよ

恋人だぞ?

俺もキスしたし

キスとかまぢ嬉しいし

「綾、ごめん
 俺ずっと起きてた」

俺の言葉に綾は顔を赤く染めた

「恥ずかしい」

綾は今にもなきそうな顔で下を向いた

「俺、めっちゃ嬉しかった
 綾がそんなに俺のこと想ってくれてて・・・
 これからもずっと一緒にいてな」

綾は大きく何度も頷いた

かわいい

愛しい

大好き

こんな小さな綾を

俺は全身で守ってやりたくなった

「一生そばに居る」

綾の言葉に俺はにやける

「約束・・・」

小指を出して綾と誓った

一生こいつを守る

この約束ずっと覚えとこう

きっと忘れることはない

俺達は誓いのキスをした



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