恋のおくすり
使ってみる?
なーんか変なの手に入れちゃったなぁ。

これ・・・直樹に使おうかなぁ。

でもこれ、なんか怪しいしな・・・。

・・・そうだ!

羽実に相談してみればいーんだ、あたしっててんさーい!

「うーみっっ!」

「あ、乃依ー・・・!」

「ねー羽実見てこれ!
なんか“恋のおくすり”っていうのが手に入っちゃって・・・
これ両想いになれるらしーよ」

「えっっうそ!両想いに・・・!?
じゃあわたし、恭太くんに使ってみようかな・・・!?」

あ、そーだった。

羽実は恭太が好きだったんだ・・・。

「・・・うん、使ってみるのもいいかもね」


・・・カラ館とうちゃーく。


「あ、来た来た乃依、羽実!」


直樹と恭太はもう来てた。

「羽実今!ふりかけて!」

「う、うん!!」

羽実はほんとに恭太に恋のおくすりをふりかけたんだ。
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