私のご主人様





「お、男ーーーーーーっ??!」


私はさっきまで
鳴いていたカラスの声を
止めるほど
自分でもびっくりするほどの大きな声が出た。

「…男だったら何なんだよ」
と目の前の男の人は
耳を塞ぎ
とっても不機嫌な顔で
言った。

だ、だって私がママから
聞いていたのは…
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