妄想LOVER
あぁー疲れたぁ…
手を止めて、首を回す。
すると後ろから肩を捕まれた。
だ、誰!?
「いいから続けて?」
賢!?
何でまだいるの!?
「う、うん…。」
「俺、裁縫苦手だから、肩もみぐらいしか出来ないけど。」
「ありがとう…」
本当に賢は優しいね。
もうとっくに帰ったかと思ってた。
「それにしても、佐々木めっちゃ肩凝ってんじゃん!!やっぱもうババアだな!」
「針刺すよ??」
「すんません…」