やっぱり君がいい
第一章

あたしと君




「おーい、立ってる奴は
もう席に付けよ。
授業始めるぞ」


その声とともに皆が席に付く。


「それじゃ教科書の24ページを開いて。」



こんなのいつもと同じ何気ない授業の風景。


あたしはあんまり勉強
得意じゃないし、授業
なんて話聞いてても
眠たくなるばっかりですごく嫌い…




高橋未奈。高校1年生。
本当、どこにでもいる普通の女の子。
ただちょっと天然みたい。




でも…。



そんな授業も最近は
すごい好きなんだ♪




何でかって?



その理由は……








「先生っ!」



< 1 / 9 >

この作品をシェア

pagetop