陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
その歪みを正すために、ここにいる。
きっと、歪みの元には、母、玲子が関係しているから。

「ってわかったところで、どうしたらいいか見当がつかないって…はぁ…」

ゴロンと横になる。
天井をじっと見つめていると、いろんなことを思い出した。

母のこと、友達のこと、小十郎に政宗のこと。


…長く連絡ができてない。
心配…してるかも。


ごめんなさい、と呟いたとき、頬に冷たいものが伝った。





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