田舎姫と都会王子
買い物が終わり、小梅にメールをしようと携帯を開くと…


〈ピンポーンパンポーン〉                              『お客様に迷子のお知らせが御座います。平田 要様、お連れの方が居りますので、迷子センターまでおこし下さい。』


「マジかよ…」


冗談で言った事が本当になり、ため息をつきながら、迷子センターに向かった。




迷子センターに着くと小梅はイスにチョコンと座っていた。
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