田舎姫と都会王子
理沙の親父の部屋の前に着き、ドアを開けると理沙の親父は俺の姿を見て目を丸くした。


「髪…切ったのか?」


「昨日帰ってすぐ切りました。」


俺がそう言うと理沙の親父はフッと笑った。


「理沙を本当に愛しているんだな。」


「お父さん、付き合いを認めて下さい。俺は理沙の為なら何だってしますし、危ない事があったらどんなてを使っても守ってみせます。」


「人生そんな簡単にはいかん。」


理沙の親父はそう言って睨んできた。


「………がお前の理沙を想う気持ちはよくわかった。良いだろう。正しい理沙に何かあったら、すぐ別れてもらうぞ。」


こうして俺らは付き合える事になったんだ。
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