【続】イニシャルはKK

「そうそう」

言いながら携帯を取り出す響吾。


「ジャ――ン」

画像を私に見せてくる。


「誰…?」

携帯には可愛い男の子の画像。



「俺の甥っ子」

「響吾に甥っ子なんていたの?」

「ああ。去年生まれたんだ。
慎吾(しんご)っていうんだぜ。
可愛いだろ?」
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