◆◇姫と王子の運命の恋◇◆
オレは高2で・・・バスケ部に入った。


とりあえず、ちひろもオレもバスケが好きだったから。


バスケの大会を通して、また会えるんじゃないかって期待して―――・・・。







---ここより下は王子には聞こえてません---

「やっぱかっこいいよねー翔斗センパイ♥」



「うんうん、私たち女子マネにも優しーし♥」



「笑顔かっこかわいいし♥」



「だけど真麻菜センパイと付き合ってるんじゃないの?」



「そうそう、さっきだって真麻菜センパイ翔斗センパイにタオル渡してたし・・・」


「私、翔斗センパイ中学のころ好きだった女の子のことをまだ忘れられてないって噂聞いたよ!?」



「やっぱモテるんだな・・・翔斗センパイ」

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王子様は



高校生になってもモテ度は変わらず―――・・・



それはお姫様も



同じなのでした―――――・・・










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