不良BOY
「うひょー楽しみぃー♪」
私は、目を輝かせている神谷の隣で俯いていた。
怖いー…絶対無理…。
小1の時初めてお化け屋敷行って大泣きだったし!!
それから怖くて行ってないのに、今日行くハメになるなんて…。
更に神谷と…。
「じゃあ入るか♪」
神谷は私の気持ちなんか1つも知らずお化け屋敷の中に入っていく。
重い足取りで私もお化け屋敷の中に足を踏み入れた。
暗ッ………!!!
怖い怖い怖いって!!
神谷はスタスタ歩いていく。
「ちょ…ちょっと待ってよ!!」
置いてかれないように神谷の所へ駆け寄ろうとした。
その時。
「ぎゃあああ!!!」
つい大きな悲鳴を出してしまった。
だって上からなんか降ってきたんだもん!!!
「どしたんだよ春山!」
私の悲鳴にびっくりした神谷が私の元へと駆け寄ってきた。
「い、今…う、上から何か降ってきたの…!!」
声が震えた。
「はあ?」
神谷は私の足元に目をやった。