BABY×DOLL
彼が私に一生懸命になっていて、私に色々と囁いていた。
その気になるようなコトバとか。

そんなの全然、頭に入ってこない…

しばらくして彼が入ってきた。

あまりの気持ち良さに目を瞑り耐えて、しばらくして目を開けると正己の顔が視界に飛び込んでくる。

──正己が見てる…

正己が見てる

正己が見てる…!

こんな私を見て、何を考えてるの?

他の人と…してるんだよ?

正己はカメラを持ったまま、私達の間に入って…私を犯した。

嫌だとか思わなかった。ただ、目の前の欲望に逆らえない。

望まれるままに

しばらく二人に
攻められて

イかないうちに急激に気持ちが冷えていく自分に気付いた。


──あぁ、私…何やってるんだろう

もう病気っていうか…汚れまくってる身体に吐き気がする。

でもやめられない。

嫌悪感に襲われながらも、二人が最後を迎えるまで耐えた。




疲れ果て、三人で床に転がっていた。

しばらくして呼吸が整うと、私は身体についた液体を拭いて服を着ながら感じていた。

…虚しい。
多分、身体だけの行為だから、そう思うんだ。

SEXに満足できない。
好きな人としてないからだ…
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