青蝶夢 *Ⅰ*
彼女の元へと駆け寄り
彼女を見つめる親友。

あの時の、感情に似ている・・

この煮えたぎるような想いは
嫉妬・・・

嫉妬は、誰に・・・

『俺の愛は、お前のもの』

ヨシノ・・・

お前は

俺に、そう言った。

俺は、この湧き上がる感情を

止められそうにない・・・

お願い・・・イブキ

そんな瞳で

私を見ないで。
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