夢・・・そして。

出会い

今日、僕は風邪をひいたみたいで、病院に来ている。

この病院に来たのは、何年ぶりだろうか。

5年近く、来てないだろうなぁ。

まぁ、いい事だ。

「鈴木さーん、2番にお入りください。」

どうやら、僕は呼ばれたらしい。

あぁ・・・気持ち悪ぃ。

早く帰りてぇ・・・。

ーーーーーそれから10分後。

「鈴木さーん。どうぞ」

今度は男の声だ。

「どうされました?」

「あー・・・。風邪ひいたみたいです・・・。」

「そうですか。でわ二日分の薬出しときますね~山脇!薬用意してくれ」

「はーい。わかりましたっ」

彼女は行ってしまった。

「彼女ねぇ、あっ山脇亜未って言うんだけど。まだ、この仕事始めたばっかりなのに、良くやってくれるんだよ~」

「へぇ、そうなんですかぁ、よかったじゃないですか。」

「あぁ」

このときから僕は、彼女の事を気になり始めたのかもしれない。

「おっ、来たよ。」

「先生、持って来ましたぁ」

「おう、サンキュウ^^」

「では、お大事にぃ^^」

そう彼女は言った。
 僕は、はいっ。と言った。
風邪が治った気がした。
同時に、このドキドキの理由も分かった。

すぐに、風邪は治ってしまった・・・。
 くそぉ!あの医者ぁ治る薬渡しやがってぇ!

それから、彼女とは、何も無かった。
 


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