歌、詩、唄

砕かれた星




笑えないの
わけが分からなすぎて
何が起きているのかさえ
真っ逆さまに落ちてゆく
溺れてゆく



君に会わなければ
知らなかった
幸せも悲しみも
それでも最後は砕かれる
傷つきやすいのは
終わりを知らせる合図
もう制御不能



熱くなりすぎたものは
燃え尽きるのも早いのね
剥き出しになる
何もかも
嘘のよう


この感情が愛じゃないのなら
何が愛か分からないほど



楽しくないの
理由も分かってるよ
抗えなくて苦しい
水平線が遠ざかってゆく
ゆっくりと堕ちてゆく



いろんなものを奪っても
心は満たされることを知らない
こんなことに意味があるのかと
疑いたくなる自分
ジレンマを抜け出す




この感情が愛じゃないのなら
何が愛か分からない



星を砕くとき
気づくんだろう
真実も見えてきた
ほらもう目に映る
大切なものほど近くに
存在してるよね
馬鹿みたいで本当の話


これが愛じゃないなら
何が愛か教えて欲しい
それほどまでに
君を愛してる





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