歌、詩、唄

Telefon



駅前で一人
携帯が鳴り響いた
相手はアイツしかいないけど
言い訳を聞きたくなくて
知らないふりをする


この声が枯れたことも
笑えなくなったことも
教えたりはしない
同情されたくないの


帰ってから話すって
何もないくせに
嘘がバレていないとか
勘違いしないで
知らないふりを突き通す
ただそれだけ



部屋に鳴り響く着信音
耳を塞いでも
聞こえるてくる
君の声
目をとじたって
思い出しちゃうの
どうしたら解放される
ループから逃げ出したい



彼の声はTelefonから
繋がってるのはTelefonだけ
消せないのYour address
早く迎えにきて
焦らされるのは好きじゃない




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