ガラスのタンポポ
オレは奏来の机に腰かけながら、昨夜見たお笑い番組のギャグやゴールデンウィークの誘いなんかしたりするけど、返事は決まってる。


長い髪を揺らして静かに首を振る奏来を、近くもなく、遠くもないっていう不思議な感覚にとらわれながら見つめていた。
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